病院長からのご挨拶
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- 病院長からのご挨拶 / 当院のご案内
自分や自分の愛する人が病気になったとき、その時点で最善の医療を少しでも快適な環境で受けたいと思うのは誰にも共通の願いです。少子高齢化社会の到来、経済成長の低迷など、医療を取り巻く環境が厳しさを増しても、人々のこの願いに変わりはありません。私ども聖麗メモリアル病院は患者様や患者様のご家族のこのような思いに少しでもお応え出来ることをその使命と考えます。
昭和58年の開設以来、茨城県北部の急性期脳卒中の診療を中心に、各種脳疾患、脊髄脊椎疾患の治療を行って参りました。「頭の病気ならメモリアルへ」と地域の皆様から信頼され、頼られる地域の急性期病院へと育てて頂きました。
当院施設は、本館に72床の急性期入院病床と検査・治療設備、外来を持ち、別館に脳ドックセンターを付属しております。
当院は小規模急性期病院ではありますが、スタッフ各個人が専門職としてのプライドを持ち、小規模ならではの小回りの利く特性を活かすことにより、迅速な診断と良好な治療成績を達成して参りました。当院の得意とする領域は脳血管障害(脳梗塞、脳出血およびくも膜下出血)、脳腫瘍、頭部外傷、機能的脳神経外科(三叉神経痛や顔面けいれん)、脊髄脊椎および末梢神経疾患であり、それぞれ内科的治療、外科手術および血管内治療(切らないカテーテル治療)を各専門医が行っております。最近は高齢化社会のニーズに応えるべく、認知症やしびれ疾患に関しても力を注いでおります。また脳ドックなどの予防医学も重要と考えて取り組んで参りました。
当院の医師は、脳神経外科専門医と麻酔科専門医で構成され、脳神経外科医療に対して高いモチベーションを持っております。各医師共に、受け持ち患者様に対して、最高の医療を提供すべく、日々研鑽を積んでいます。治療困難な脳脊髄疾患に対しては、当院の医師のみで対応するのではなく、その道のスペシャリストを招いての手術治療も積極的に取り入れて、治療レベルの向上に努めております。
聖麗メモリアル病院は、利用される皆様にとって、心身共に安らぎを憶えられる場であることを願っています。ご関係の皆様のご指導、ご鞭撻を賜り、当院がさらなる飛躍を遂げられますことを切望してやみません。
平成30年4月