脳を守ろう
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脳は大脳・小脳・脳幹に分けられます。大脳は左右二つの半球に分かれており、前頭葉(主として精神知能)、頭頂葉(運動機能)、側頭葉(言語機能)、後頭葉(視覚)に分かれます。小脳は運動バランスをつかさどるところです。脳幹は脳の一番奥にあり、人間が生命を維持するのに最も大切な呼吸や心臓の動きをコントロールする中枢部です。それぞれの脳が正常に機能しないと、次のような症状が現れます。
- 意識障害
- 頭痛・嘔吐
- 半身麻痺・手足のしびれ
- 歩行障害
- 言語障害
- めまい
- 顔面けいれん
- 顔面の激痛(三叉神経痛)
- 精神症状(物忘れ・人格変化・計算違い)
- けいれん・てんかん
これらが脳疾患の症状です。車を運転される方は必ず医師の指示に従ってください。風邪や高血圧やストレスでも起こる症状ですが、大切な脳です。放っておくと命取り、植物人間、寝たきりにもなりかねません。ご本人はもちろん、大切なご家族に深い悲しみ、苦痛を味わせないため、症状があったら、早めに脳の検査を受けましょう。今は予防医学が発達していますから、悲劇は未然に防げます。